英陽にのみ見られる風刺劇、滑稽と爆笑そして釣り合い
英陽員遊び
英陽員遊びは、400年以上前から英陽地域に伝承されてきた韓国初の伝統伝来マダン劇である。 主に農閑期を利用して村の住民が一堂に集まって一日を楽しみながら遊ぶ官衙裁判劇であり、風刺劇である。村の住民のうち学識を振るっている人をウォンニム(郡守)に定め、その以下は六房の属吏、通引、小役人、官奴など様々な配役を決めて、罪人をこっけいに治めて罪人は銭穀で罪に服した。この時集まった銭穀は村の共同基金として使われた。
町の豊年農作と安寧を祈る歳時行事の性格を持って、近隣の町と一緒に交流して楽しむ祝宴にもなった。不正告発、人でなしの追放、相互扶助など、勧善懲悪の内容が爆笑と交わって妙な楽しさを呼び起こす遊びである。
- 公演時期:地域内外の主な祭りで公演
- 公演主催:英陽員遊び保存会