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石渓古 石渓古宅内棟,大門棟,宅客間, 指定別:慶尚北道民俗資料第91号,所在地:栄養石保面院里里308番地,指定日:1990年8月7日,建立年代:17世紀中葉建立

朝鮮仁祖、顕宗の時の学者である石渓李時明(1590~1674)の古宅である。盈徳郡蒼水面で出生した石渓李時明先生は、早くから生員になり、まもなく立身出世の意志を捨て、一生を学問研究に捧げることを誓い、1640年(仁祖18年)英陽郡石保面に引っ越し、石渓の上に家を建てて石渓と自ら称した。

また、彼の夫人貞夫人張氏も孝行、婦徳、学問、芸術などをまんべんなく備え、申師任堂に次ぐ人物と知られている。この家屋は石渓先生夫婦が石保に住んでいたときの家で、石渓先生は安東で死去したが、貞夫人張氏は死去する時までここに住んでいたという。古宅は4間規模の一文字形の切り妻造りの瓦葺きの舎廊棟と5間規模の一文字形の切り妻造りの瓦葺きの母屋が二の字形に配置されているが、前面には最近新築した3間規模の平大門を設け、周囲には土石塀を設けて物足りなさをなくした中庭のある家のような感じに構成したのが特徴である。